論文作成を円滑に進めるためのポイントとは

論文作成は慣れないうちは本当に大変なもの、かといって慣れてきても多大な労力のもとに行われるものなので余裕と時間がないとなかなか着手できないものとなっています。初めての場合は尚の事、難しい論文作成の大事なポイントについてご紹介いたします。

・論文作成は数をこなしていくもの

論文

初めての論文作成、大学在学中だと特に頭を悩ませるものとなっています。卒業論文で先輩に資料を求めたり教授とディスカッションしたり……研究成果を論文にするというのは非常に難しい作業です。またこれらは客観的に根拠をもって作らなければならないもの、エッセイや読書感想文のように個人の感想のような文章は認められていないです。

客観的に読み手側に伝えるように、そしてまとめだけではなく大事な部分をしっかり伝えられるように、卒論の場合はある程度独創性は認められていますが、学会発表をするための論文の場合これらは基本認められていない、そう考えて書かなければならないです。こうした文章を書く能力というのはすぐには身につかず、12000~20000文字とされている論文作成は最初この文字数をクリアするのも大変です。

頑張れば一日で書ける文章でもありますがただ文字数を求めるのではなく中身が必要、また読み手に伝えるための文章力も必要でこれは何度も書いて鍛えていくしかない部分とされています。また論文作成の際にさまざまな指摘も受けるので、その時に落ち込んでしまう場合もあります。

アイデアは面白いけれど無理がある、主張するには根拠が足りない、主張がわかりにくい、考察が不十分……厳しい指摘を受ける場合がありますが論文は中身が特に大事、ブラッシュアップするためにも試行錯誤を繰り返し、アウトラインがきっちり作成できればその後の論文作成はスムーズになります。数をこなすためにもポイントをしっかりとおさえていく、それをうまく出来るように意識的に動くのは非常に大事なこととなっています。

・論文作成にあたり大事にしたい工程

論文

長い道のりを覚悟して行うことになる論文作成ですが、きちんと要点を押さえて行動することで効率化をはかれる部分もあります。物事を一から構成していくためにも大事なことなので、しっかりとおさえて行動しておきたいところです。

まずはデータの準備、集中していると、もっといい結果が出てから、十分なデータが出てから、という気持にもなりますが、定期的にデータの整理を行っていくのがおすすめです。どうしても難しい場合は強制的に自分に締め切りを設けるようスケジュールを作るのが効果的、数か月に一度データを整理するようにこころがけると論文作成の時の情報取捨に役立ちます。ここでジャーナルも考えておき、アクセプトまでの期間をしっかり組み立てておければ理想的です。

そして論文作成にあたり大事であるアウトライン、つまり論文の骨組みを作るのに大事な工程なので、準備は普段から少しずつ行っていくのがおすすめとなっています。文献収集も一日にして成らず、一本の論文を書くために必要な文献は膨大で、そして集める文献の質も大事です。

信頼度が高く注目度の高い論文を選ぶのが大事、引用回数、査読付き論文かどうか、それらも投稿の半年前からしっかり調べておきたいところです。こうした文献や日々の研究成果から教授とディスカッションなどをしていき、厳しい指摘を受けるかもしれないですがしっかりアウトラインを作ると論文の執筆がスムーズになります。

アウトラインを作る、図表を作る、本分を書く、タイトル、アブストラクト、引用文献という順番で執筆を行っていき、投稿規定に合っているかも確認、投稿後も校正する予定ができたりする場合もあるのでタイトなスケジュールが組まれます。

論文作成においてスケジュールは多忙極まりないものとなりますのできっちり準備、アウトラインの構成、ディスカッションでしっかり内容を固める……初めての論文作成の場合は躓くことも多いですが、こうした工程を何度も行い論文作成は磨き抜かれていきます。それでもどうしても論文作成の時間がとれないということはよくあること、これらを行うのは他の業務をしながら時間を確保しながら行うのはとても難しいです。

集中して論文作成にどうしてもあたれない、そんな場合は代行サービスもありますのでそちらを利用するのがおすすめとなっています。論文作成、学会発表用資料作成サービスを利用することで、面白い内容なのになかなか発表のための段取りが組めない成果を発表へともっていけるようになります。臨床をそのままくすぶらせることなく、パブリケーションへと繋げることが可能、そんな便利なサービスもあります。

・論文では図表の質が評価を左右する

論文

文章だけでは伝わらないことを視覚化してくれる効果がある図表は論文掲載を左右する重要なポイントとなってきます。図表の出来次第で論文の説得力は大きく変わり、異なる分野の研究者にもわかりやすく伝えることができる、また一目でわかるような図表は主張を伝える為にも大事な手段となっています。

何を主張したいか、というのを表わすためにも大事な図表制作はどんなことが大事なのか?それについてご紹介いたします。実験で得られたデータを図表として掲載するときは表現方法が大事、まずは図にするか表にするか、その部分をまず検討しておきたいところです。そして図の採用を決定した場合は次はそのフォーマットの検討、棒グラフ、円グラフ、散布図……どういったフォーマットがもっとも主張したいことを伝えやすいか?しっかり検討していく必要があります。目をひく図表の制作はより大事な資料となり、論文掲載のための判断材料としても重要ポイントです。

アウトライン作成のときに一緒に図表をいくつ掲載したいか、という部分もしっかり考えておきたいところ、メッセージが直感で伝わるような、そんな図表になっているかどうかも考えて工夫していく必要があります。重要な主張ほど表ではなく図にしたりと、より読む側にわかりやすく仕上がった論文作成を心掛けておきたいところです。

またこの時色、形、大きさにも配慮が必要、色から伝わる印象によって左右されてしまう場合もあるので、たとえば白血球の数を示すときはいくら重要であっても赤色を使うのは避けて混乱を招かないようにするなどの配慮が必要です。スケールも最適なものを選んだりと難しい部分が多いですが、図表のタイトルを見るだけで全体のメッセージの概要をつかむことができたりします。

結果を書いたタイトルに適切な図表をおくことでより主張が伝わりやすくなり論文としての評価が上がりやすい場合もあります。論文執筆は文章力以外にも図表のレイアウト、色の選択などさまざまなスキルが必要になってきます。

他者と相談をしながら論文作成にあたるのがおすすめ、主観ではどうしても間に合わない部分が出てきてしまいます。そんな工程を経て数か月間費やして出来上がるのが論文、大学の卒論の場合独創性が認められていたりとやや易しいところもでるようですが、研究者にとってこの作業がとても手間で研究をしながら論文作成に当たるのはとても大変です。自分で書く余裕がない、そんなときは代行を依頼するのもおすすめ、臨床結果の資料などから完成度の高い論文を制作してくれる代行サービスもあるので、可能であれば依頼するのも手です。